初心者必見！これから学ぶべきおすすめのプログラミング言語

2024年5月29日 2024年7月8日

慶西川

プログラミング言語は種類が多くそれぞれの特徴もあり、特に初学者の方は選ぶのを迷ってしまうことがあると思います。もし、すでに作りたいものがある人は、その作りたいものにあった言語を選択すると良いと思います。ただ、作りたいものが決まっていない初めてプログラミングを学ぶ人は決めきれない方が多いかと思います。そんなお悩みを解決します。

この記事のポイント

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初学者にとってプログラミング言語を選ぶ基準について
それぞれの基準のオススメの言語について
最終的に学ぶべき言語とは！？

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この記事を読んでも不安が消えない方は、CodeVillageの無料相談にお越しください。あなたがこれから学ぶべきオススメの言語をご提案いたします。

プログラミング言語を選ぶ基準

まず、初学者が言語を選ぶポイントは学習難易度、将来性、柔軟性の3つです。

学習難易度

難易度が高いプログラミング言語を学ぶことで得られるものは多いと思いますが、学ぶ途中で挫折してしまっては元も子もありません。

将来性

学んだあとにその言語が廃れていってしまっては、学習した時間があまり意味がなくなってしまいます。学ぶ言語は将来もその言語が使われていく必要があります。

柔軟性

いざ作りたいものができたとなった際に例えばwebアプリを開発したいが学んでいた言語がwebアプリ開発に不向きな言語だった場合、また別の言語を学ぶ必要が出てきます。こういったことが起こらないように多種多様なプラットフォームに対応した言語選択が必要です。

では、それぞれの観点から言語を選択していきます。

学習難易度について

初学者にとっては学習しやすい言語を選ぶべきなので、まずは、学びやすいプログラミング言語とは何かについて考えてみましょう。

一般的に、スクリプト言語は学習しやすいとされています。スクリプト言語は、コンパイルの手間を省略して、簡単に実行できるため、スピーディーに実行結果を得ることができます。この特徴により、初心者でもすぐにプログラムの動作を確認でき、学習効率が高まります。

スクリプト言語の代表例として、以下の4つの言語が挙げられます。これらの言語を基準にして、学習難易度について考えていきましょう。

JavaScript
PHP
Python
Ruby

これらの言語は、それぞれに特有の利点があり、プログラミングの初学者でも取り組みやすい環境を提供しています。自分の興味や目指す分野に応じて、どの言語から学び始めるかを選ぶと良いでしょう。

将来性について

JavaScriptはwebで動く唯一のプログラミング言語と言われていますが、webだけではなく現在では、バックエンドやモバイルなど多岐にわたる分野で活躍しています。また、フロントエンド開発案件の増加も相まってJavaScriptがここ数年で廃れていくことはないでしょう。

PHPは主にサーバーサイドで動くプログラミング言語として知られており、特にウェブ開発において広く使用されています。WordPress、Drupal、Magentoなど、多くの人気CMSがPHPで構築されています。そのため、現在もPHPの需要はありますが、モダンなウェブ開発ではJavaScript（Node.js）、Python（Django、Flask）、Goなどの他の言語にシェアを奪われつつあります。特に、パフォーマンスやセキュリティの観点からPHPに対する懸念もあります。これにより、PHPが今後廃れていく可能性も否定できません。

Pythonはシンプルで読みやすい構文を持つプログラミング言語であり、広範な用途で利用されています。特にデータサイエンス、機械学習、人工知能の分野での需要が急速に増加しています。加えて、DjangoやFlaskといったフレームワークにより、ウェブ開発も盛んです。教育分野でも人気が高く、初心者から上級者まで幅広いユーザーに支持されています。Pythonは多岐にわたる分野で活躍しており、その将来性は非常に高く、廃れていくことはないでしょう。

Rubyは主にウェブ開発で使用されるプログラミング言語で、特にRuby on Rails（Rails）というフレームワークの影響で広く知られています。Railsは効率的な開発プロセスを提供し、スタートアップや中小企業での利用が多いです。しかし、最近ではJavaScript（特にNode.js）やPython、さらには新しい言語であるElixirやGoなどに人気が移りつつあります。また、Rubyのパフォーマンスが他のモダンな言語と比較して劣ることもあり、長期的にはRubyの利用が減少する可能性があります。これにより、Rubyが今後廃れていくことも考えられます。

以上のことより、将来性に関してはJavaScriptとPythonに分があると言えます。

柔軟性について

多種多様なプラットフォームに対応した言語はどれかを表を使って表してみました。以下を参考に学ぶべき言語を確認していきましょう。

それぞれの言語を学んだあと何ができるかの表:

プログラミング言語	Ｗｅｂフロントエンド	Ｗｅｂバックエンド	モバイル開発	デスクトップ開発	ゲーム開発
Python	◯	◯	✗	◯	◯
JavaScript	◯	◯	◯	◯	△
Ruby	◯	◯	✗	✗	✗
PHP	✗	◯	✗	✗	✗

各プログラミング言語の活用分野: それぞれのプログラミング言語には、特定の用途や分野での活用が得意とされています。

Python: Python はウェブバックエンド、デスクトップ開発、およびゲーム開発など、多岐にわたる分野で利用可能です。特に、Pythonはデータサイエンスや機械学習などの分野で広く使用されています。
JavaScript: JavaScript はウェブフロントエンド、ウェブバックエンド、モバイル開発、デスクトップ開発、およびゲーム開発に利用できます。JavaScript は特にウェブ開発で広く使用され、最近ではデスクトップアプリケーション開発にも適しています。
Ruby: Ruby はウェブフロントエンド、ウェブバックエンドの開発に適していますが、モバイル開発やゲーム開発には向いていません。
PHP: PHPは主にウェブバックエンド開発に特化しており、ウェブフロントエンドやモバイル、デスクトップ、ゲーム開発にはあまり使われません。特にサーバーサイドスクリプト言語として広く利用されており、ウェブ開発において強力なツールです。

それぞれ特徴があり、どの部分に特化しているのかというところが明確になったと思います。

まとめ

最後にPythonもしくはJavaScriptを学べばよいという結論になりそうですが、少し待ってください。

今回は初学者という点においての話なので、JavaScriptとPythonどちらが学びやすいかという点を考えてみます。

Pythonを学んだ後何に使われるかという点を見たときにデータサイエンスや機械学習などに使われることが多いです。ただ、その知識はプログラミング学習とは別の統計学等や別の知識が必要となることになります。なので、言語として学んだ後さらなる学習が待っていることになります。また、そういった統計学等は大学生の頃から学んできた人たちとの勝負となることになるでしょう。

なので、私は書いたコードがすぐに見た目に反映され、学んだことがすぐさまフロントエンドで利用できるJavaScriptをオススメいたします。

プログラミング言語の選択は、開発するアプリケーションやプロジェクトの性質によって異なります。適切な言語を選択することで、効率的かつ適切なソリューションを開発する能力を高めることができます。それぞれの言語の特性や用途を理解し、適切な言語を選択することが重要です。